ミサのご案内


当教会のミサ再開の方針は次の通りです。
・主日ミサは4回(7時, 9時, 10時半, 18時)となります。
 ※9時は従来の子どもミサではありません。
・1度のミサにつき120名程度に入場を制限します。
 ※制限人数を超えた場合は、入場できません。

☆ ミサ入場の際のご注意 ☆
ご入場にあたっては、受付をいたします。次の3項に該当する方は、入場をお断りいたします。
①体調のすぐれない方・発熱されている方
②マスクを着用されていない方
③お名前・電話番号の記帳(万一の際の連絡用。教会にて厳重に管理)にご協力いただけない方
※年齢制限はいたしませんが75歳以上の方や基礎疾患をお持ちの方は、できる限りご自宅でお祈りください。
※主日のミサの義務については、東京教区のすべての方を対象に、当面免除されています。
※菊地功大司教様のご指示もあり、当面は所属教会以外でミサに参列することはお控えください。

☆ ミサ中のご注意 ☆
聖歌の歌唱など声を出すことを極力自粛してください。
会衆や奉仕者、司式者、聖歌隊にあっても、マスクの着用を徹底してください。
聖歌隊奉仕がある場合はマイクを活用するなどして、少人数で、離れて歌唱するように工夫してください。
聖体拝領の直前に、拝領する方々の手指を、必ず消毒してください。口での拝領を希望される方は、事前に司祭にご相談ください。

☆ ミサ後のご注意 ☆
ミサ後などに聖堂から退出する際、「密」とならないように、順序よく退堂し、あいさつや立ち話を避けるなどの対応をお願いします。

皆様のご理解とご協力を切にお願いいたします。

司 祭 の 言 葉

2021年6月20日 年間第12主日

慶應の新塾長にカトリック信徒・伊藤公平氏就任

2021年6月20日 年間第12主日

慶應の新塾長にカトリック信徒・伊藤公平氏就任

去る5月28日、慶應義塾の新塾長に就任した伊藤氏の実家は伊藤忠商事と丸紅の創業家。伊藤公平氏は初代・伊藤忠兵衛から数えて5代目に当たります。氏は幼稚舎から慶應に通い、エール大学出身の父・公一さんの教育方針もあって普通部(中学校)時代から長期休みには海外のサマーキャンプに参加していたそうです。カルフォルニア大学バークレー校で材料科学の博士号を取得、慶大理工学部の教授となりました。専門領域は固体物理、量子コンピュータ、ナノテクノロジーなど、全くの理系の方です。

50代半ばの若さで慶應義塾の新塾長に選ばれた伊藤氏はご夫婦ともにカトリック信徒。かなり前にカトリック洗足教会機関誌に『ローマの思い出』と題して寄稿なさった氏の文章の一部をご紹介しましょう。

“これまでにローマを2回訪れました。一回目は新婚旅行で、妻も私もカトリックの家庭で育ったことから、ローマの4日間はひたすら家族の洗礼名を冠した教会を訪ねることにしました。フランシスコやクララは前日に訪ねたアッシジで済ませたとはいえ、残りのアウグスティヌス、マリア、モニカ、マグダレナマリア、セシリアなどを訪ねると、結果としてローマ中を歩き回る大変有意義な街角探訪になりました。妻のフランチェスカ教会はなんとフォーラムの中にありました。私のモーゼを冠した教会はさすがになかったのですが、St.Peter in Chainという教会の中にミケランジェロが彫った有名な彫刻「モーゼ」があったので、そこを訪ねてよしとしました。さらに妻のリクエストで聖心(スペイン広場を登り切ったところ)と、私の希望でパンテオンから歩いてすぐのサンタ・マリア・ソプラ・ミネルバ教会を訪ねました。後者は「それでも地球は回っている」で有名なガリレオの異端審問が1633年に開かれた教会です。私はカトリックの教えを信じる科学者として、この事件には昔から関心を持っていました。事実を追及する科学の発見を自分の教えに都合が悪いと言ってガリレオを投獄する姿勢は、いくらカトリックの最高府の決定とはいえ、人としての過ちであることに疑いはありません。一方、自然科学を追及するほど、これまでの成り立ちが文字通り奇跡に近い偶然の連続であることが実感できます。その多くが科学で説明できたとしても、神のみがなせる業であることを私は信じています。科学を追及することは神の偉大さを実感することでもあり、だからこそアインシュタインに代表される科学者は神の存在を認めながらも真理を追究したのでしょう”

伊藤塾長のみならず、幼児洗礼を受けた方なら学生時代必ず悩んだであろう、学校で教えられる科学と宗教の衝突、進化論などの諸問題。それらが、ティヤール・ド・シャルダン(イエズス会の古生物学者)の思想や例えば三田一郎さんの『科学者はなぜ神を信じるのか』(講談社ブルーバックス)などの刊行によって、現在、状況は大きく変わってきました。教会がガリレオ問題などに関して率直に誤りを認め、科学と宗教の<分際>と役割分担をきちんと把握している現代はなんといい時代なのだろうと、天国のメンデル神父やコペルニクス参事会員、ガリレオなどカトリック科学者たちは喜んでいるのではないでしょうか。

アインシュタインの次の言葉は新塾長に相応しい言葉といえるのではないでしょうか。

「深い科学的精神の持ち主が、同時に独自の宗教的感情をそなえていないという例はむしろ稀であろう。この感情は自然法則に対する心からの感嘆という形をとる。この感情こそ、彼の生活と研究の指針である。この感情があらゆる時代の宗教的天才の心をとらえたものと似通ったものであることは疑う余地がない」。

主任司祭 松尾 貢


○今後の予定
・6月20日(日)イエスのカリタス修道女会 ミニバザー
・6月23日(水)14時 故パウロ河合恒男師 追悼ミサ
・6月27日(日)古市匡史新司祭初ミサ

典礼聖歌

・B年(2021年6月)の典礼聖歌(PDF)