ミサのご案内


当教会のミサ再開の方針は次の通りです。
・主日ミサは5回(7時,9時,10時半,11時45分,18時)となります。
 ※9時は従来の子どもミサではありません。
・1度のミサにつき120名程度に入場を制限します。
 ※制限人数を超えた場合は、入場できません。
 ※10時半ミサは参列者が多いため、7時,9時,11時45分へ分散をお願いします。

☆ ミサ入場の際のご注意 ☆
ご入場にあたっては、受付をいたします。次の3項に該当する方は、入場をお断りいたします。
①体調のすぐれない方・発熱されている方
②マスクを着用されていない方
③お名前・電話番号の記帳(万一の際の連絡用。教会にて厳重に管理)にご協力いただけない方

※ 感染拡大防止のためにミサの人数制限を行う状況です。菊地功大司教様のご指示もあり、当面はご自分の所属教会以外でミサに参列することはどうかお控えください。

なお、教会所属の信徒の皆様には、登録されているご住所に教会からのお知らせや、ミサ再開にあたってのガイドライン等を発送いたしましたので、そちらをご確認ください。

皆様のご理解とご協力を切にお願いいたします。

司 祭 の 言 葉

2020年11月22日 王であるキリスト

福沢諭吉のすすめ

2020年11月22日 王であるキリスト

福沢諭吉のすすめ

高校時代、早稲田出身の古典の先生がこんな話をしてくれました。“六大学野球の早慶戦の応援に神宮球場に行ったとき、慶応の応援歌「若き血に 燃ゆる者 光輝満てる我等 希望の明星 仰ぎて此処に…」に対して、早稲田の校歌「都の西北 早稲田の森に 聳ゆる甍は われらが母校…」と歌い返すんだけど、やっぱり慶応の応援歌はいいんだよね~”。

碑文谷教会には慶応OB・OGも多いので、創立者福沢諭吉とキリスト教について触れてみたいと思います。

一万円札でおなじみの諭吉といえば、彼の著書『学問のすすめ』の冒頭の言葉「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」が有名です。福沢諭吉はキリスト教排斥論者だったとよく言われますが、それはキリスト教列国の植民地政策への反感であって、キリスト教そのものへの理解は深かったようです。上記の言葉の中にもなんとなくキリスト教的下地があると思いませんか?

諭吉が積極的にキリスト教について触れているのは、二人の息子宛に書いた、1871年(明治4年)に出された『ひびのをしへ』です。引用してみましょう。

「てんとうさまをおそれ、これをうやまい、そのこころにしたがうべし。ただしここにいうてんとうさまとは、にちりんのことにあらず。西洋のことばにてごっどといひ、にほんのことばにほんやくすれば、ぞうぶつしゅというものなり」

「世のなかには父母ほどよきものなし。父母よりしんせつなるものはなし。父母のながくいきてじょうぶなるは、こどものねがうところなれども、けふはいきて、あすはしぬるもわからず。父母のいきしにはごっどのこころにあり。ごっどは父母をこしらえ、ごっどは父母をいかし、また、父母をしなせることもあるべし。てんちばんぶつなにもかも、ごっどのつくらざるものなし。こどものときよりごっどのありがたきをしり、ごっどのこころにしたがうべきものなり」。

福沢諭吉自身はクリスチャンになることはありませんでしたが、『ひびのをしえ』を学んだ長男一太郎は、成長して米国のキリスト教主義のオベリン大学に留学、そこで洗礼を受けています。また、三女の俊、四女の滝もクリスチャンとなり、特に(志立)滝は東京女子青年キリスト者会(YWCA)の会長を二十年にわたり務めました。また諭吉の二人の姉も洗礼を受けました。それを考えると諭吉の教育は本人の預かり知らぬところで不思議にも花を咲かせたといえるでしょう。

諭吉と福沢家に影響を与えたのは外国人宣教師たちでした。まず、1972(明治5)年からアメリカの長老派宣教師クリストファー・カロザスは約1年間慶應義塾で英語教師として教壇に立ちました。その後、後任として、英国国教会宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーを子供たちの家庭教師として迎えたのです。

福沢は雇い入れたショーのために自分の家の隣に西洋館を新築するほどの熱の入れようでした。この建物の中でショーは福沢家の子供たちに毎日2時間の英語を教え、やがて塾生たちのためにも英語と聖書を教え始めます。この辺の状況について、ショーは英国の宣教本部への手紙の中で福沢の好意的な対応について感謝の言葉を綴っています。

実はこの宣教師ショーこそ、軽井沢を避暑地として内外に広く紹介した人物として歴史に名を残しています。軽井沢に行かれることがありましたら、旧軽井沢銀座商店街を通り抜けた木立の中に佇む、軽井沢ショー記念礼拝堂を訪ねてみてください。

主任司祭 松尾 貢


〇主任司祭は11月24日~27日まで五島巡礼で不在となります。25日水曜日教会史から28日土曜日の入門講座までお休みとなります。ご了承ください。
〇次の日曜日11月29日より、待降節が始まります。典礼歴年B年の開始です。  待降節中、9時のミサの間フェリカーニ師が小聖堂で、10時半の間マッサ師が聖堂後方で聴罪のためにスタンバイしています、ご利用ください。

典礼聖歌

・A年(2020年11月)の典礼聖歌(PDF)