ミサのご案内


当教会のミサ再開の方針は次の通りです。
・主日ミサは4回(7時, 9時, 10時半, 18時)となります。
 ※9時は従来の子どもミサではありません。
・1度のミサにつき120名程度に入場を制限します。
 ※制限人数を超えた場合は、入場できません。

☆ ミサ入場の際のご注意 ☆
ご入場にあたっては、受付をいたします。次の3項に該当する方は、入場をお断りいたします。
①体調のすぐれない方・発熱されている方
②マスクを着用されていない方
③お名前・電話番号の記帳(万一の際の連絡用。教会にて厳重に管理)にご協力いただけない方
※年齢制限はいたしませんが75歳以上の方や基礎疾患をお持ちの方は、できる限りご自宅でお祈りください。
※主日のミサの義務については、東京教区のすべての方を対象に、当面免除されています。
※菊地功大司教様のご指示もあり、当面は所属教会以外でミサに参列することはお控えください。

☆ ミサ中のご注意 ☆
聖歌の歌唱など声を出すことを極力自粛してください。
会衆や奉仕者、司式者、聖歌隊にあっても、マスクの着用を徹底してください。
聖歌隊奉仕がある場合はマイクを活用するなどして、少人数で、離れて歌唱するように工夫してください。
聖体拝領の直前に、拝領する方々の手指を、必ず消毒してください。口での拝領を希望される方は、事前に司祭にご相談ください。

☆ ミサ後のご注意 ☆
ミサ後などに聖堂から退出する際、「密」とならないように、順序よく退堂し、あいさつや立ち話を避けるなどの対応をお願いします。

皆様のご理解とご協力を切にお願いいたします。

司 祭 の 言 葉

2021年4月11日 神のいつくしみの主日

ブリッジ・チャーチ

2021年4月11日 神のいつくしみの主日

ブリッジ・チャーチ

この4月1日、立教大学の総長に西原廉太氏が就任したというニュースが流れました。立教大学は英語ではSt.PAUL UNIVERSITYと呼ばれる聖公会を創立母体とする大学です。その新総長に選ばれた西原氏は京都大学工学部を卒業後、聖公会神学院、関西学院大学、立教大学で神学、キリスト教学を学ばれた方です。その西原氏が立教大学文学部キリスト教学科の教授でありながら2020年10月に日本聖公会中部教区主教に着座しました。それだけでも驚きなのに、この度、立教という総合大学の総長に選ばれたというのです。宗教者、学者、組織の管理者としての二足ならぬ三足の草鞋という大変な重責を果たしていくというのは、いかに優秀な方とはいえ、人事ならず心配になってきます。勿論、4名の副総長が西原新総長を全面的に支えてくれるでしょうが・・・。

聖公会(アングリカンチャーチ)は中道(ヴィア・メディア)の教会と言われます。キリスト教に中道とか革新とか保守とかあるの?と不思議に思われるかもしれませんが、2000年以上の歴史の中でいろいろな主張が生まれてきたのは事実です。もともと一つであるはずのキリスト教会は、大きくローマカトリック教会、東方教会(正教会)、プロテスタント諸教会の3つに大別できます。この3つの教会は時には激しく対立してきました。

聖公会は、宗教改革の結果生まれた教会としてはプロテスタントに属していますが、古代教会が追及したカトリック的(公同的)伝統を大切にしています。ですから、ローマから独立して聖書を信仰の柱とするプロテスタントの性格を持つ一方、聖餐式(ミサ)を中心とする典礼や歴史的主教(司教)制などカトリック的伝統を重んじ、聖書、伝統、神から与えられた理性によって真理を求め続ける姿勢にその特徴があります。彼らは自分たちの教会の在り方を中道(ヴィア・メディア)と呼びます。さらに、聖公会は、そうした諸教会が互いに違いを認めつつ再び一致に向かうことを支持しています。そのため、自らを「ブリッジ・チャーチ(橋渡しの教会)」とも呼んでいるのです。

その聖公会の中でも、歴史的にカトリック的色彩が濃いグループのハイチャーチ、プロテスタント的色彩が強いローチャーチという構図になっていました。ところが近年、聖公会の中でローチャーチの勢いが強まり、カトリック的伝統が薄まる傾向が進む中で、英国聖公会の保守派がカトリックに大挙転籍する傾向が出てきたのです。特に2000年代になって、英国で女性主教が相次ぎ叙階されることになって、主教、司祭、信徒が個人としてだけではなく、グループとしてカトリックに移ってくるケースが希でなくなってきました。英国のカトリック教会は当初家庭を持っている聖公会司祭をカトリック学校や病院のチャップレンとして働いてもらっていたのですが、それでは間に合わなくなったのです。既存のカトリック教会に、転会した聖公会信徒がグループとして大勢入ってくることは混乱を招くおそれがあります。それで、1983年の新カトリック教会法典で定められた属人区 Praelatura Personalis(新教会法典294~297条)の概念を適応して、聖公会の主教区、小教区、信徒のままでそのグループをカトリックとして認めるという対応をすることになりました。

このような状況で、はたして聖公会はブリッジ・チャーチであり得るのか?という問いが現在、聖公会の牧者たちに課せられています。西原新総長もその課題を強く意識しておられる方です。

アシジのフランシスコという洗礼名をもつ聖公会主教でもある西原師が立教という総合大学総長としてどのような手腕を発揮なさるのか、期待し応援したいと思います。

主任司祭 松尾 貢


○復活節第2主日は、聖ヨハネ・パウロ2世教皇によって、「神のいつくしみの主日」と定められました。
その意味については、聖書と典礼のパンフレットの8頁をご覧ください。

典礼聖歌

・聖なる過越しの3日間の典礼聖歌(PDF)

・B年(2021年4月)の典礼聖歌(PDF)