ミサのご案内


当教会のミサ再開の方針は次の通りです。
・主日ミサは8月から4回(7時,9時,10時半,18時)となります。
 ※9時は従来の子どもミサではありません。
・8月15日被昇天の祭日ミサは、7時、9時、10時半の3回です。
・1度のミサにつき150名程度に入場を制限します。
 ※制限人数を超えた場合は、入場できません。

☆ ミサ入場の際のご注意 ☆
ご入場にあたっては、受付をいたします。次の3項に該当する方は、入場をお断りいたします。
①体調のすぐれない方・発熱されている方
②マスクを着用されていない方
③お名前・電話番号の記帳(万一の際の連絡用。教会にて厳重に管理)にご協力いただけない方

※ 感染拡大防止のためにミサの人数制限を行う状況です。菊地功大司教様のご指示もあり、当面はご自分の所属教会以外でミサに参列することはどうかお控えください。

なお、教会所属の信徒の皆様には、登録されているご住所に教会からのお知らせや、ミサ再開にあたってのガイドライン等を発送いたしましたので、そちらをご確認ください。

皆様のご理解とご協力を切にお願いいたします。

司 祭 の 言 葉

2020年7月26日

故ネメシェギ師のこと

2020年7月26日

故ネメシェギ師のこと

ペトロ・ネメシェギ師が去る6月13日、母国ハンガリーのブタペストで帰天なさいました。享年97歳でした。後日、日本でも追悼ミサが予定されているそうです。師は長く上智大学神学部で教壇にたちながら、司祭養成に献身なさり、入門講座で多くの方を導いたすぐれた神学者、温かい司牧者でした。

以前、江戸巡礼をしたとき、上野毛教会のご夫妻が参加なさっていました。茗荷谷のキリシタン屋敷跡、浅草鳥越、小伝馬牢跡、札の辻、高輪教会とまわり、解散後の分かち合いの時でした。初対面のご夫妻に「いつ洗礼をお受けになったのですか」と質問しました。ご主人は、幼稚園がカトリックでクリスマス祭のときヨセフ役をしたことがずっと心の中にあったそうです。その後、クリスチャンの奥さんと結婚し、大学生の長女がネメシェギ師の薫陶を受けた経緯もあり、数年前に受洗した、というお話でした。奥様は小さい時からプロテスタント教会に通い、16歳のとき受洗。4年前にカトリック教会に転会したということでした。転会のきっかけは娘さんと同じく、ネメシェギ師の影響が大きいということで、次のようなエピソードを話してくれました。

“ネメシェギ師の講演会に行ったとき、講演後サインをしていただこうと、師の著書を持って列に並びました。私の前に統合失調症と思われる男性がいて、持っていたマンガ本を数冊差し出して、サインしてください、といったのです。ネメシェギ師はその方の顔を見上げて、「はい、いいですよ」とマンガ本にペトロ・ネメシェギとサインなさいました。これは私とって、強烈な印象に残る出来事でした”

その話を伺いながら、師のある日の神学の講義の時のことを思い出しました。

「ゆるしの秘跡の際、最後に司祭が罪をゆるす祈りを唱えます。その祈りの最後の言葉は『神が教会の奉仕の務めを通して、あなたにゆるしと平和を与えてくださいますように』となっています。この“奉仕の務め”と訳されている箇所は、原文はministeriumです。通常は“役務”と訳されることが多いのですが、司教団典礼秘書局が“奉仕の務め”と訳してくれました」とネメシェギ師が活き活きと嬉しそうに話されたのです。

“奉仕の務め”の方がもっとイエス様の心,第2バチカン公会議の精神に沿っているというのが、その理由でした。大聖グレゴリオ一世教皇が教皇職のことを≪Servus Servorum Dei(神の下僕たちの下僕)≫と表現したように、聖職者は徹底的に奉仕者であるべきなのだ、という精神です。ネメシェギ師はバチカンから世界で10人しか選ばれない世界神学者評議会のメンバーに選ばれるほどの世界的な神学者でありながら、本当に謙遜で柔和な奉仕者でありました。

フランシスコ教皇がよく指摘なさっているように、役務者はともすると権威や統治や名誉にこだわり、本来の“奉仕の姿勢”を見失いがちになるのです。

ネメシェギ師の著作から、ネメシェギ師らしい文を引用してみましょう。

「神の畑に咲く花は一様ではありません。小さなつつましいすみれから、燃えるような深紅のばらに至るまで、種々さまざまの花が咲いているのです。そして神はその一つ一つを喜び、いとおしみ、一つ一つを丁寧に束ねていくのです」。

「現代社会の中に、キリスト者たちが、古代教会と同じように、いたるところで、真実の愛に結び合わされた諸共同体を作るということが急務です。互いに理解し、互いをだいじにし、助け合い、互いにゆるしを請い合って、心からゆるし合う人々の共同体を」。 『キリスト教とは何か』女子パウロ会 P94

主任司祭 松尾 貢


〇本日の共同祈願④
感染者が増加している状況下、懸命に奉仕してくださっている医療従事者や介護従事者の皆様に感謝し、祈ります。緊張と不安、時には恐怖と偏見の中で懸命に自分の使命と召命に生きている彼らを守り癒しをお与えください。

〇8月から正午ミサはなくなり、7時、9時、10時半、18時の4回、大聖堂でのミサとなります。また9時と10時半のミサではオルガンの独奏があります。
8月15日(土)の聖母被昇天の祭日は、7時、9時、10時半の三回、ミサがあります。

〇7月28日火曜日はマッサ師の92歳の誕生日です。毎朝、入り口の門、教会の扉を開け、祭壇の準備をなさり、大好きな散歩を欠かさず、10時半のミサ中はゆるしの秘跡のために告解所でスタンバイなさっている神父様が、これからも健康に恵まれ、司祭生活をおくっていけますように、お祈りください。

典礼聖歌

コロナ感染症予防のため、ミサでの聖歌の歌唱や演奏は行いません。